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所蔵重視から脱却するOPAC 

ライブラリー・アカデミーの課題1として、
所蔵重視からの脱却する試みをしているOPACのなかから、
「杉並区立図書館」のOPACを試用してみました 。
https://www.library.city.suginami.tokyo.jp/TOSHOW/index.as


◆トップ画面の印象◆

 ◎入力画面の良い面・悪い面
  すっきりとして落ち着いた画面構成には好感が持てる。検索窓は、
 一般の方が使い慣れた検索エンジンに類似しており、ボタンも「検索」
 「リセット」のみなので、とても分かりやすく使いやすい。
  しかし、赤文字で「書名・著者名でらくらく検索」と書いてあるのみな
 ので、使い慣れない方にとっては分かり辛いのではないだろうか。

◆詳細検索画面の印象◆

 ◎ ごく一般的な検索画面だと思う。最下部までスクロールすると「操作
  手順説明」「検索条件説明」「予約とリクエスト」の説明が表示され親切
  である。しかしここまでスクロールしない人も多いと思われるので、上部
  に各説明ボタンが大きく付いている方が分かりやすいかもしれない。

◆検索機能の印象◆

 検索文献:『これからホームページをつくる研究者のために』
  岡本真、2006、築地書館


(1)書名表示
  ヒットした結果表示は見やすく、並替ボタン、表示件数表示も分かり
 やすい。しかし、「詳細を見るには書名をクリック」という説明がないので、
 使い慣れない方は詳細が見られないのではないだろうか。

(2)詳細表示
  ごく一般的な雰囲気で、書誌情報のほか図書内容紹介と著者紹介
 がある。これは神戸市図書館情報ネットワークと同じだが、一番最後に
 付け足してある感と、見た目の印象から、神戸市より分かり辛く感じた。
  また、最近のOPACでは著者名部分をクリックすると同著者の他著書
 が表示されるものも多いが、その機能が無いのは非常に残念である。

(3)セットで予約ボタン
  最初は、シリーズ全巻を選択して予約してくれるボタンかと思ったが、
 いわゆる「カートに入れる」機能であった。もちろんこれも便利だが、シ
 リーズ全巻自動予約ボタンがあったらすごく嬉しいと思う。

検索文献:「ビジネスマン」と書名に入っている図書

(1)図書名表示
  396件ヒット。1ページに25件表示されるが画面は結構見やすい。
 52件目が所蔵の無い本だったが、赤文字で表示されるので、他の本
 とは違うことはすぐ分かる。
  しかし、それが未所蔵であることは書名欄の最後部とページ最下部
 に書いてあるだけなので、上部に目立つように表示してあるとなお良い。

(2)未所蔵図書の詳細表示
 「この本は、現在、杉並区立図書館に所蔵していません。
 ご用意できない場合がありますので、あらかじめご了承ください」

 赤文字表示されており分かりやすい。また、詳細表示も見られるので、
 その分野の様々な図書に縁するチャンスが増えるのは非常に嬉しい。
  ただ、岡本さんが話されていたように、未所蔵の場合「近隣図書館で
 検索する」ボタンがあるとなお良いと思う。

検索文献:検索文献:『こころ』夏目漱石

 ◎ 「検索対象資料が多い為、条件を絞り込んで再度検索してください」
  と表示される。不要な情報が何百件も表示されるより、この方式の方が
  分かりやすく親切かもしれない。

書誌中心を越える試みのOPAC 

ライブラリー・アカデミーの課題1として、
書誌中心を越える試みをしているOPACのなかから、
「神戸市図書館情報ネットワーク 蔵書検索システム」
https://www.lib.city.kobe.jp/  を試用してみました 。


◆トップ画面の印象◆

(1)入力画面の良い面・悪い面  
   いきなり検索条件入力画面で、構成も画面自体もシンプルなので、
 誰にでも分かりやすい。見栄えとしてはひと昔前風なのでイマイチだが、
 凝ったデザインが見辛さを招くよりは良いかもしれない。

(2)画面構成が旧方式
  講義中に岡本さんが話されていた「昔ながらの入力枠だらけの画面
 は分かり辛い」「”件名”が何のことか一般の人には不明」といった部分
 をきちんと(笑)踏襲している。
  図書館員なので使い辛さを一からは実感できないが、「タイトル・書名」
 枠、「著者名・編集者名」枠だけ残し、詳細選択ボタンに隠してはどうか。

 ⇒⇒と思ったら、簡易検索ボタンを発見!押すと「フリーワード」枠のみ
    になり、一般の方が使い慣れている検索エンジンに近い。こちらを
    トップにしては?ただ結果表示までにかなり時間がかかってしまう。

(3)検索方法ヘルプが「大学用」「公共用」に分かれている
   サービス提供方法が違うので当然といえば当然だが、自分が見るべき
 所がどこか一目で分かるのは有り難い。しかし、ヘルプボタンなのでもっと
 目立つように置くとより良いのでは。

◆検索機能の印象◆

◎検索文献:『これからホームページをつくる研究者のために』
         岡本真、2006、築地書館


(1)図書名表示が分かりやすい
    岡本さんが講義で話されていたが「予約したい図書や、所在確認したい
  図書の青色の部分をおしてください」という一言で操作性が高まっている。

(2)表紙画像が表示される
    表紙画像があればイメージとして非常に分かりやすく、書架で手に
  取った時もこれとすぐ分かる。「ジャケ買い」という言葉があるが、この
  検索画面なら「表紙予約」がしたくなるかも。

(3)内容容紹介と著者紹介あり
    一般的なOPACでも簡易な内容紹介はあるが、著者紹介は珍しく、
  本を選ぶ際とても参考になる。また著者をキーワードにした類書検索が
  しやすい。

(4)カートに入れるボタンがある
   利用登録者しか使えないが、一般の買物サイトと同じカートボタン
  だろう。いちいちその場で判断しなくても、気になる本を保留しておける
  のは、非常に便利で使い勝手が良いと思う。

◎検索文献:『こころ』夏目漱石

(1)情報精度
   何も絞込みせず、1番から順に探してみたが、あまりの情報量の
  多さに 50件×12ページでギブアップしてしまった。途中で見逃した
  かもしれないが、もう1回最初に戻るのはカンベントいった気分である。
   ちなみにGoogleで1番目にヒットしたのは、青空文庫の夏目漱石著
  『こころ』であった。ランキング処理の必要性を痛感した。

(2)図書名表示
    最低表示冊数が50件からだが、文字も小さく、行間も狭く、非常に
  見辛い。高齢者や短気な人はページ最下部の並べ替ボタンを見つけ
  る前に、諦めてしまいそうである。
   もっと大きく表示できるよう改善できないだろうか。  


第3回講義まとめ(2) 

◆現在のOPAC    
   問題点山積み。欠点を挙げればキリが無い。
   岡本さんが以前『現代の図書館』に寄稿した際、
   OPACの問題点を挙げたら50項目以上になり、
   書ききれないので最低限の30項目に絞ったほど。
    
◆「利用者の目から見た図書館の目録
    ―評価する点,改善すべき点,期待する点」 岡本 真
  
   『現代の図書館』 41-4号、2003年12月刊行 
   http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/publish/bindex.html

◆検索実習
  (1)受講者の勤務館HPから蔵書検索をしてみる。
     『これからホームページを作る研究者のために』
     『こころ』 『モモ』 の3冊を探すのが課題。
   →結果
    ◎未所蔵の場合「ありません」と表示されるだけで、
      横断検索へのリンク等が無い。
    ◎不要な沢山の情報に邪魔され、なかなか探せない。
      検索エンジンならすぐ出る→情報ランク付けの必要性あり!

  (2)「OPACを公開している公共図書館の割合」の情報を探す
  →結果
    日本図書館協会HPの参考資料を元に計算すると約78%
    http://www.jla.or.jp/index.html

◆OPACの課題
   ・検索制度の低さ  ・使い勝手の悪さ
   ・書誌中心の構成  ・所蔵中心の設計
              ↓
   現場である図書館がベンダーに改善要求しなければ
   決して直らない!民間の営利団体であるベンダーは
   公共機関という大口顧客を失う事は何としても避けたい。
   上手に強く要求すれば、きっと改善してくれるはず。

◆OPACの改善
   (1)改善例
     ◎「近隣の図書館を検索する」ボタン設置
     ◎ランキングトップから表示できる機能導入
   (2)参考システム
     ◎「想イマジンサーチ」→新書マップあり
     ◎「未踏」ソフトウェア→Project Shizuku

◆次世代OPAC導入のメリット
  「足並みを揃える」ことが大好きな自治体運営にあって、  
  先進的取組みを1つでも行うと、住民、行政内部、議会、
  他自治体への強力なアピール&好感度アップとなる!
  予算も増え、図書館の地位向上が図れるに違いない!!

第3回講義まとめ(1) 

改めまして、
皆さま今年もよろしくお願いします☆★☆


注目のテーマ

 (1)Twitter 
    ・・・ いま自分の思いついた事を、何でもいいから
       不特定多数の皆につぶやける面白い場所!
       http://twitter.com/

 (2)Esquire
    ・・・ 2009.2月号は本棚特集とのこと。
       当区所蔵分は全て貸出中なので、さっそく予約。
        岡本さんはもっと図書館が載って居るべきでは?
        とのご意見・・・確かにその通り。
        http://www.esquire.co.jp/
 
 (3)ブログで情報発信
    ・・・ 講義中に渡辺さんのブログで知ったEsquireの件。
       こういう情報を発信するのってすごくいいな!
       と、とても勉強になりました。
        http://blog.goo.ne.jp/nahhmorg/   
 
 (4)幅充孝氏
    ・・・ ブックデザイナー。情熱大陸でも特集された話題の人。
        ジャンルや一般的図書分類に囚われず、分かりやすく
        面白い本の並べ方を提案するお仕事。
        私達もNDCに囚われずもっと工夫できないかしら??
        http://www.mbs.jp/jounetsu/2008/10_19.shtml

 (5)国立国会図書館 公開講演会
   ・・・ 「目録の現在とこれから-目録の危機の時代からの展望」
       2/5(木) 13~17時 東京本館・新館講堂
   http://www.ndl.go.jp/jp/service/event/bib_lecture.html
 
  (6)紙の博物館図書室
   ・・・ 司書として、例えワンパーソンでも
       これだけのことが出来る好例 としての紹介。
       やっぱり仕事は「誰かが」でなく「自分が」の一念ですね。
       お客様に喜ばれるサービスを提供するには、どうすべきか。
       日常業務に流されず、おざなりにならず、行きたいです。
       http://www.papermuseum.jp/tosho.htm           

第2回講義の討議で考えたこと 

 私は第一発言者だったので、しどろもどろでしたが、
 
 「これからの図書館は箱がない図書館になるのではないか。
 図書館員が在宅でレファレンスを受けたり、
 デジタル図書コンテンツを貸し出す時代が来たりして!」
  
 「将来、利用者が時間や場所に囚われない利便性を
 図書館が持つことは非常に魅力的である」
 (岡本さん曰く "物理的制約からの開放")

 という意見を述べました。

 これには「図書館という空間自体も愛されているので、
 建物としての図書館が無くなることはないのでは?」
 というご意見が何人かの方からありました。

 ほんとにそうだな~と思います。
 実は私も子供の頃から図書館が大好きです。
 建物も雰囲気も空間も自分にとって絶対に必要な場所です。

 でも、だからこそ、自分も、役所組織としての図書館も
 「これまでの図書館の既成概念を壊せないのでは?」
 「いまの図書館像を愛してくれるお客様が
 将来に渡ってずーっと居続けて下さる保障なんてないのでは?」
 という、恐怖感のようなものがありまして・・・。

 なので、図書館におけるWeb2.0を考えるからには、
 一度、そこから脱却した観点を持って図書館を見直したい・・・、
 と、思っていたりします☆  
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